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天童ハート小児科

ご開業にあたり

2024年10月2日ご開業

院長　高橋　辰徳先生

Q．医師を目指したきっかけは何ですか？

　「人に指図されて仕事をする人間ではなく、自ら決定権を持って取り組める仕事こそが真にやりがいがある仕事だ」と親から言われて育ちました。医療の現場では医師が該当します。だから、医師を目指しました。

　そこに至る道のりはハードでしたし、決定権が大きくなるごとに重圧・責任も比例して増しています。「楽ではないが、でもやりがいがあるというのは本当だな」と感じています。

Q．小児科を目指したきっかけは？

　純粋に子どもが好きだからです。

　実際小児科医になって感じるのは、「日本の未来を担う子供のために」仕事ができるということはとても幸せだということです。この思いは、毎日仕事に向き合う私の心の芯となっています。

　我ながら最高の科を選択したなと、若かりし頃の自分に感謝しています。
 

Q．どのようなクリニックにしていきたいとお考えですか？

　当院のビジョンは明確で、「山形の未来を元気に」です。山形の未来をより良くする一員として、誇りをもって日々の仕事をするよう職員に伝えています。

　私は、「少子化」こそが最大の国難であり、山形の未来に暗い影を落とす問題であると危惧しています。あまりにも強い少子化トレンドの風の中、せめて一隅を照らしたいとの思いで開業しました。忙しい中必死で子育てをする親御さんが絶望ではなく希望をもち、不安を解消し安心して子育てできる環境を提供することが当院の使命です。また、病気になって辛い状態のお子さんが「大切にしてもらえた」「守られている」と感じ、健やかに大人になっていくサポートをすることも当院の使命です。

　そのためには、信頼される医院である必要があります。自らを律し、努力し、誠実に明るく対応すること。最新の、患者さんに最大の利益をもたらす医療を行うこと。そして、子育て業を行う親御さんを尊敬・感謝し、日々成長する子どもの力を信じて接すること。これを徹底することが、医院と地域の皆様の相互の信頼関係構築に役立つと考えています。

Q．今後当社に求めることは？

　時代の流れは速く、現状維持は衰退と同義です。医院のシステムも、治療内容も、常に最新の情報にあわせて変わり続けなければ、患者さんからの信頼を失い、世の中に価値を提供できなくなります。

　医療機器分野において新しいもの、患者さんのためになるもの、そして効率的な医院運営に役立つものをご提案いただき、当院の成長に大きく寄与していただきたいと考えています。