福祉用具貸与

福祉用具貸与

  1. 対象品目は、車いす、歩行器、スロープ、移動用リフト等で、利用限度額以内であれば、1割負担(場合によっては2割負担もあり)で借りることができます。
  2. 介護対象者に合った用具は、本人の自立した生活のため、また介護者の負担を減らすうえでも欠かせません。
  3. 最適な用具をご利用いただけるよう、福祉用具貸与事業所に在籍する 福祉用具専門員が用具選びのご相談を承ります
  4. また、例外もありますがご利用には要介護度によって制限がある場合もありますので、ご注意ください。
用具レンタルの注意事項

※ 介護施設、病院に入院中のレンタル料金は介護保険が適用されず、全額負担となる場合があります。
  事業所や都道府県によって異なりますので契約時に確認が必要です。
※ 福祉用具を利用しなくなったら返却しましょう。
※ 車いすや特殊寝台(ベッド)等のレンタルについては、要支援1,2及び要介護1の方は原則介護保険給付を受けられません。
  ただし、歩行、起き上がり、寝返りができない等の場合、例外的に保険が適用されることもあります。
  まずはケアマネージャーに相談してください。

介護保険でレンタルできる福祉用具

品目概要対象負担額
車いす
自走式、介助式、リクライニング式、伝動タイプなどがあります。 要介護2~5 290円~
車いす付属品
車いす用クッションなどがあります。 要介護2~5 80円~
特殊寝台(介護用ベッドなど)
介護用ベッドには、背上げや高さ調節などの機能がありテーブルなどの付属品を合わせることでさらに使いやすくなります。 要介護2~5 900円~
特殊寝台付属品
マットレス 要介護2~5 210円~
ベッドサイドレール 35円~
介助バー 150円~
ベッドサイドテーブル 180円~
床ずれ防止用具
静止型マットレス 要介護2~5 510円~
エアマット 600円~
体位変換器
寝たきりの方などの体位を簡単に変えられる用具です。 要介護2~5 140円~
手すり
トイレなどに簡単に設置可能。歩行や起き上がりに便利です。 要支援1,2、要介護1~5 250円~
スロープ
段差の解消により、車椅子での移動がスムーズになります。 要支援1,2、要介護1~5 100円~
歩行器
歩行が困難な方の歩行をサポート。 要支援1,2、要介護1~5 200円~
歩行補助つえ
本人の状況に合わせて選択が可能です。 要支援1,2、要介護1~5 80円~
認知症老人徘徊感知機器
認知症のケアに、人の移動を感知し家族にお知らせします。 要介護2~5 700円~
移動用リフト(つり具の部分を除く)
自力での移動が難しい方の補助により、介護者の負担を軽減します。 要介護2~5 800円~
自動排泄処理装置
尿又は便が自動的に吸引されるものです。 尿のみ吸引するタイプは要支援1から、尿便両方を吸引するタイプは要介護4以上が対象。 1200円~

福祉用具販売

  • 貸与では衛生面で利用しにくい、入浴や排泄に関する用具を購入できるサービスです。
  • 利用限度額内であれば要支援1から要介護5まで一律に年間10万円を上限に支給されます。
  • 対象品目はポータブルトイレや入浴補助用具(入浴用椅子、すのこなど)等の他、移動用リフトのつり具の部分等、利用者の身体に直接触れるものです。
  • 必要な用具が保険の対象か、また購入の方法等、ご購入の前にケアマネージャーや地域包括支援センターに必ず確認してください。
用具の購入は償還払いで

ほとんどの市区町村で、償還払いのシステムを採用しています。
償還払いとは、費用の全額を自己負担で支払った後、購入したことを申請し、払い戻しを受けるシステムのことです。購入にかかった料金のうち10万円までが請求でき、受理されればそのうちの9割が返還されます。

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