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さとう花の森呼吸器内科クリニック

ご開業にあたり

2022年12月1日ご開業

院長　佐藤  千紗先生

佐藤  将崇事務長

医師を目指す

　私は幼い頃から小児喘息持ちでした。昔は、今のような吸入ステロイドなどの薬もなく、発作が起きるたびに救急外来に運ばれ、そのまま入院を繰り返す日々でした。

　その時の小児科の先生に、感謝の気持ちや憧れが生まれ、小学生の頃には医師を志すようになりました。

チーム医療と迅速診断

　『誠実で全人的な医療を心がけます』を理念に掲げ、丁寧な診療・多職種のチーム医療を大切にしています。自宅で必要なリハビリテーション、栄養療法を支援したいと思い、訪問リハビリテーションを提供しているのが当クリニックの特徴です。

　また、感染症や疾患の急性憎悪で来院される方を想定し、発熱外来室の設置及び、血液ガス分析装置や呼吸器系検査機器をはじめ、院内検査機器体制を充実させました。来院当日に患者さんへ検査結果をお伝えしながら、診療方針をお話しできるようにしています。

　クリニックへのこだわりとしては、私が緑や木々が好きなので、リラックスしていただけるイメージを待合室のコンセプトとしました。また来院される方のことを考え、無散水融雪の駐車場としました。

開業✕岡崎医療

　個人的に交友があり信頼している先生。病院時代にリハビリや受入れでお世話になっていた介護施設事業者の方。お二人に相談し、背中を押されたのが開業のきっかけとなりました。偶然にもお二人とも岡崎医療の支援で開業・開設され、その数々の実績から任せて安心できるとお伺いしていました。

　実際、岡崎医療には医療機器メーカーをはじめ、設計や建築、金融などの各分野のスペシャリストを紹介いただき、開業支援担当者と一致協力し、目標に向き合うことができました。

　的確な診療圏調査に基づき物件候補地の提案はもとより、診察患者動線計画までも考えてくださいました。開業までの時間が押し迫る中、これらをワンストップで相談できたのは非常に助かりました。

開業✕不安

　事務長：院長の志を支え、2年前より開業の準備を行ってきましたが、出口の見えないコロナの感染拡大の不安が非常に大きかったです。また、果たして患者さんは来てくれるのか。資金準備や経営管理、スタッフの採用・労務管理など心配が尽きず、連日担当者に相談していましたね。医療ではない異分野であっても、私たちの間に入ってくださり、交渉を重ねきちんと結論まで導いてくれる姿が印象的でした。

今後岡崎医療に求めること

　開業すると、どうしても病院時代と違い医療機器や業界の情報が入りにくくなる。継続して様々な情報提供を期待しています。また、クリニックに対する意見を、患者目線で正直に言ってもらえるのがありがたいですね。

　想定している目標患者数へのアプローチ戦略、地域課題解決にも協力いただきたいと思っています。